教育資金

親は子供が生まれると、その子が一生幸せに暮らして欲しいと、思います。その愛情の現れの一つとして、銀行や郵便局に、子供の名前で、預貯金の口座を作り、この子供がまとまったお金が必要になったら、使って欲しいと、おりにふれて、お金を預け入れています。これは、子供が独立する前に、多額のお金が必要な教育費に、使われるのではないでしょうか、

なかには祖父母も、親に内緒で通帳を作って、いつの日にか、引き出し欄の真っ白な通帳と印鑑を渡し、そのときに、その通帳を渡された子供の、喜ぶ顔が見たくて、こちらも、おりにふれて、積み立てています。ところが、最近この祖父母の孫に対する、この愛情の表現は困難になってしまいました。それは銀行口座の不正使用の横行から、他人名義の口座の開設は、簡単には出来ないからです。

このように、親は子供が生まれた時から準備をします。それが不足していたら、銀行の「教育ローン」が助けてくれます。あるいは、早くから準備すれば、お得ですよと言っている、保険会社の「学資保険」です。

もちろん、国も黙っていません。民業圧迫などといわれながらも、低所得者の子供に限定されますが、「教育ローン」があります。

あとは、よく知れているのは、「奨学金」です。政府は将来、国家に貢献する有能な人材を育てるということで、明治時代から、有能な学生には貸与して来ました。いまでは、都道府県や、民間団体、就学先の学校でも、貸与してくれます。また条件を満たしていれば、返済する必要がなく、「給付」してくれるところもあります。但し成績が悪いと、給付はもちろん貸与もありません。